深夜水族館"ギャラリー我蘭<最終日>(1997.9.18)" |
我「もう美穂ちゃんも20歳を迎えたわけだよね」 菅「20歳だよお。会ったときは16だったのにねぇ」 というオープニングでスタート。
菅「あのねぇ、やっぱりねえ20歳の誕生日は人生の節目だなぁって思っていたんだけど、でも、だからってそんな変わらないものだねぇ、中身とか価値観とか」 菅「ただ、やっぱり、んー私写真集を発売したから、それはよかったなぁって思う、誕生日に」
我「すごい記念になるよね」 菅「うん、記念にもなるし、なんか、うん」 蘭「それは、やっぱり自ら?」 菅「そう、あのねぇ、最初はぁカメラマンさんに言われてぇ、1年前くらいから撮ってはいたんだぁ。でも、それは最初は作品撮りって感じでぇ写真集にしま しょうとかそういう話ではなかったんだぁ。それで、今年の1月くらいからカメラマンさんからヌード写真を撮りたいって言われて、最初はイヤだと思ったし 出来ないよと思ったんだけどぉ、でもそのカメラマンさんからもらった写真集を見せてもらってヌード写真見てたら、なんかやっぱり、うーん服着てるとき よりも、なんかその人の状態とか考えてることとか、そういうものがアリアリと出るもんだなぁって私は思ったの。だから、自分もそれを見て記録みたいに
残しておけるっていうのは、この仕事をしている人の特権というかぁ私、うん、そうしたいなぁって思ったの」 我「20歳だからねぇ。ちょうどいい時だからねぇ。」 菅「うん、それは思う」 我「精神的にも、身体的にも」
菅「なんか、やっぱ仕事をしているとさぁ、やっぱりなんか、いつもの誰々さん・・・いつもっぽくしてくださいねとかぁ、なんか、どうしたの、普通にしてても、どうしたの?元気ないねとか」 我「そうそうそうそう」 菅「言われたりするじゃん?」 我「うん、するする」 菅「それ、なんか違うじゃんと思うでしょ?」 我「そうそう」 蘭「すごいあった」 菅「あるよねぇ。すごい失礼な人とかになるとさぁ、なんか・・・ねっ、いるじゃん、失礼なこと言ってくる人とか」 菅「この仕事してればさぁ、そういうことにさぁ、なんか、プロとして答えるのがぁ当たり前なのかもしれないけど、でもなんか、そういうこと出来なくても・・・」 蘭「そんなことないよぉ」 菅「あっ、ほんとお?」 蘭「1番(今の?)自分が大事だよ。自然な自分にみんなが共感してくれるのが1番いいもん、だって」 菅「そりゃあ、そうだよねぇー、そうだよねぇー。ありがとう蘭々」
我「蘭々、今までで1番いいこと言ったね」 蘭「ムカつくなぁー」 菅「仕事してる自分とぉ、なんか、うん、ギャップを感じててぇ、ちゃんと役とも向き合ったりするじゃない、こういうお仕事をしてると。役と向き合うのもちゃ んとしなきゃいけないし、だったら自分と向き合うこともちゃんとしなきゃいけないなーとか思ったから、やったんだけどー。うん、でも、まーすごく色んな反 応があってね、面白いなーとか思うし、うん、なんかちょっと違うなーっていう風に思ったりもするけど、でも、私はなんか事務所にもすごく感謝してるしー
堂々としてられるしね、なんか、だからいいなーって思うんだよね」 我「これからの女優としてもね、やっぱり変わっていくんでしょうね、そういうことしてるとね」
いうの水着撮影とかもいやだったしぃ、したくないって拒絶してきたんだけど、でも、やっぱりさぁ、そう思うじゃん、それはちょっと違うとか、いつもの私っ て何とか思うじゃん。だから、わたしはちょっと不器用だったのかなぁとか思うけど、でも、やっぱみんなそういう風に考えてんだなって思って今ちょっと安 心した」
菅「うわぁ、不器用なもんだね」 我「不器用っていいよね」 蘭菅「うん」 菅「でも、不器用ってなんか真面目っぽいよね」 蘭「真面目なんだよ、すごい真面目だよ。自分と向き合おうとかさぁ考えたりとかさぁ・・・」 菅「いやいやいや、自分はどうか分かんないけど、うん、でも」 蘭「偉いよ」 菅「ありがとお蘭々」 蘭「もう感心したよ」
菅「感謝」
恒例チュータイム
菅「あっ、ほんと?」 我蘭「チューって」 菅「チューってつけるの?」 ス「視聴者に一言」 菅「はい。えーっと、1週間どうもありがとうございました、楽しかったでーす」 (と、デビューしたてのアイドルみたいな笑顔で挨拶。ほんと不器用だなぁー、演技は器用なのに(笑)) 我「真面目だなー(笑)」
我「真面目だよー」 菅「ごめんなさいー」 菅「せーのー」 (と、レンズにキス)
ナ「うわー、キョーレツ。美穂ちゃん1週間ありがとう」 |
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