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JUNON(98.3)”長瀬智也X中谷美紀X菅野美穂”対談「今の自分に満足していますか?」

今回のドラマで新発見!休憩時間の長漸くんはめちゃくちゃヤンチャ!?

−撮影中からとても楽しそうに話していたけど、現場もあんな感じ?-

菅野 「そうですね。特に長瀬くんと金子〈腎)くんは、休憩時間もいっつも一緒に冗談言い合ってて。鉄哉と壮太(長瀬くんと金子くんの役。ふたりは同じ工場に勤める同僚で、いつもツルんでいる) のノリのまんま!」

中谷 「そうそう。私、前に長瀬さんと共演したときは(ドラマ『ふぞろいの林檎たちW』での恋人役)、”とてもおとなしい人だなあ“と思ってたのよね。それが、今回会ったらすごくヤンチャだから、驚いちゃった。」

長瀬 「え−!? 俺、おとなしかった?マジ? そんなつもりは全然なかったんだけど(笑)。まあ、前は共演してるのが大人の人ばかりだったから、気づかないうちにそうなってたのかもね。」

-中谷さんと長瀬さん以外は初対面なんですか?-

中谷 「いえ、私たち3人って、前から面識あったのよね。」

菅野 「だから、初めて会う人だーって緊張もなくて、すんなり(ドラマに)入れるって感じだった。」

中谷 「ただ私、長瀬さんとはついこの間共演したばかりだから、視聴者の人からしつこく思われないか、それがちょっと心配だったけど(笑)。」

長瀕 「ホント、つい最近だもんねえ(笑)。でも、前のドラマは俺が上京してきたばかりで、美紀ちゃんは超東京っ子っていう関係だったけど、今度はふたりとも地方出身でしょ。だからまた違った感じでやれて面白そうじやん。それに今回は同年代の共演者が多いから、現場での”若いノリ”っていうのも画面にうまく出るだろうし。」

菅野 「休憩中はお芝居の話は全然しないで、下世話な(笑)話ばかりだけど。」

中谷 「金子さんがいいムードメーカー。」

菅野 「だねえ。誰にでもまんべんなく話しかけてくれて、すごく面白い人。」

中谷 「ただね、私、お芝居のときにも笑っちゃうと困るなと思って。今のところ、役の上では私と金子さんって対立してるでしょ。だから伸艮くなりすぎると笑って演技ができなくなりそうな気がして。あんまりノリノリになるのもマズイかなって思ってるんだけど。菅野 わかるー! 金子くんの役って笑えるリアクションが多いキャラクターだからね。お芝居してて思わずプッと吹き出しちゃいそうなこと、私もあるもん。ムッとしなきやいけないのに。」

長瀬 「う−ん・・・。でもさ、役の上では仲が悪くても、休憩時間は仲良しでいいと俺は思うよ。だって雰囲気のいい現場のほうが、絶対に画面もいい感じになると思わない? そんなこと気にしないで、仲良くやろうよー(笑)。」

自分に納得がいかなくて悩んだり、苦しむのは誰もが経験してること

菅野 「実は私ね、最初に台本をいただいたときには、テーマがテーマだけにすごく暗い話になるのかと思ってたの。」

長瀬 「俺も最初思った。根クラとは違うけど、この先自分がどうなっていくのかって、テーマとして重いもん。」

中谷 「でも、実際の撮影になると、全然暗い感じはなかったよね。」

長瀬 「あー、もう全然。活字で読むのと、実際に演技して表現するのとでは、また違ってくるしね。だから、そういうシリアスなテーマなんだけど、画面では一見バカばっかやってるように見えるっていうのが、俺はすごく現実っぼいなと思うんだけど。」

中谷 「”現実っぼい“って言うと?」

長瀬 「その、俺たちの年代って、バカやってはしやぎまわって、でもやるときはやるし、ひとりになったらちゃんと考えるっていう感じじやない? ただ深刻なだけでもなく、ただバカやってるだけでもない。そういうとこがさ。」

中谷 「あー、なるほどね。確かにリアルよね。そういう若者たちの空気をうまくつかんでる。セリフひとつにしても、ほら、あのピ・・・。」

菅野 「ピッチ?」

中谷 「そう、ピッチ! そういう実際に使ってる言菜が出てくるし。若さがみなぎってるなあと思う。」

−ドラマでは3人とも人生の目標が見つけられずにいる役。やりたいことを見つけて実行に移し、充実した毎日を送っているみなさんにとって、そう いう人はどう見えるんでしょうか?-

長瀬 「そんな、俺たちだって別に100%充実してはいないですよ−。ねえ?」

中谷 「うん。私もドラマの中の6人と同じ状況だもの。確かにこの仕事は楽しいけど、本当に自分に向いてるのかどうかまだわからないし、自分のライフワークかどうかもまだ決めてないし。一寸先は闇って感じで、手探りで生きてる部分は一緒じやないかなあ。」

菅野 「そうだよね。私も今、お芝居をやれてはいるけど、すべてに満足できてるかっていったら、そんなこと全然なくて。なんでこんな演技しかできないんだろうって、自分に対するイラだちは常に抱えてる。」

長瀬 「そう、本当にもう限界はないんだよね! セリフの言い方だって、正解とか不正解とか絶対ないわけじやない? 突き詰めようとしたら、果てしなく突き詰められちゃうもん。」

菅野 「だから「やりたいことやってていいね」って言われても、目標と今の自分とのギャップはいつも感じる。そういう気持ちはみんな一緒だと思うよ。」

本当にやりたいことは簡単には見つからないものだから、焦らなくていい -ただ、みなさんは”お芝居をやりたい””歌を歌いたい”って目標をすでに見つけてますよね。そういう”自分がやりたいこと”もないって人はどうしたらいいんでしょう?-

菅野 「あのね、私は”やりたいことがないのは悪いこと“みたいな考え方って、違うんじやないかなって気がするんだけど。やりたいことがなくても本人が幸せだったら、別にいいと思う。」

中谷 「人それぞれでいいのよね。他人に迷惑さえかけなければ、どんな生き方しようが、その人の自由だし。」

菅野 「それに、もしも本当に本気で、やりたいことがないのがイヤだって思ってるなら、何とかしようって気持ちに変わるものだから。人間、必要に迫られれば変わっていくつていうか、必要に迫られないと変われないのが人間でしょ? 私なんて、洗濯ひとつとっても必要がないとやらないし(笑)。」

長瀬 「っていうか、俺はその質問自体が違うって気もするな。ちょっと前の話に戻るけど、一見、無気力でチャラチャラしてるだけみたいな人だって、ドラマの中の6人と同じように、その人なりに将来は考えてるんだよ、絶対。昔の人みたく”努力”とか”一生懸命”とか、そういうのを表に出さないからわかんないだけでさ。俺の友達とかだって、みんなひとりになればちゃんと考えてるよ。で、そうやって考えてる時間っていうのは、決してムダにはならないしね。」

-じゃあ、焦ってやりたいことを決めなくてもいいのかな?-

長瀬 「だと思うよ。俺だって、今は音楽やったり、お芝居やったりしてるけど、そうやっていろんなことに挑戦しながら、今後どうするのかを探す時期なんだって考えてるし。」

中谷 「今って、誰もがそう簡単に”これ!”って見つけられる時代でもないもの。世の中のせいにしても何かが変わるわけじやないけど、こんなに景気が悪くて、一生懸命に学校で勉強しても就職先もないって状況じや、何にどうヤル気を出せばいいのかわからなくもなるよね。時代そのものが目標を見つけにくいときなんだから、今やりたいことが見つけられなくても悲観することはないと思う。」

長瀬 「だからって、ただボケーッとしてるだけだとヤパイけど(笑)。」

中谷 「それはもちろん、ヤパイ(笑)。だから”模索する気持ち”っていうのかな、そういうのを持っていればいいんじやない?」

長瀬 「で、少しずつでも行動することだね。やっばり自分から行動する積極性はないと。例えば、俺は初めてドラマに出たとき、全部もう監督の言いなりだったのね。だけどそれだと、自分の色っていうのは出せないし、成長もないんだよね。だから、今は自分の意見もどんどん言うようにしてる。」

菅野 「結局、そういうふうにしっかり考えたことを言葉なり行動なりに出していくってことが大事なのよね。」

長瀬 「いや、と言っても俺、そんな考えてはいないけど(笑)。それが俺のバカなとこなんですけどねー。」

菅野 「またまたー(笑)。まあ、何事も経験することが一番なんだよね。ただ心の中で”やりたいことを見つけよう”って思っても、なかなか実行できないじゃない?でも何かの経験をして、もっとこうしたいって欲が出れば-つまり、それが必要に迫られるってことなんだけど−意外とすんなり頑張れるようになっちゃう。もっと大人になってキチンと自己が確立されれば、決心するだけで自分をコントロールできるのかもしれないけど(笑)、私たちくらいの年齢のうちは行動範囲を広げて、いろんな経験をしたはうがいいんじやないかな。」

ハタチの誕生日が来ても急に大人になれるっていうわけじやないけど-

-ところで、今日の撮影は成人式のシーンでしたけど、20歳という年をどう思う? 長瀬さんは19歳、中谷さんは22歳、菅野さんはまさに20歳ですが。-

菅野 「うーん、そうだなあ。ハタチになる誕生日や成人式には”あー、人生の節目だなあ”と思ったりしたけど・・・。」

中谷 「成人式、出席した?」

菅晋、「ううん、行かなかった。お仕事もあったし、あと、その前にドラマで成人式の場面を撮影してたじゃない?で、振り袖を着て長い時間座ってるのは大変だあって実感したから、本物の自分の成人式に出るのはイヤになっちゃった(笑)。美紀ちゃんは出た?」

中谷 「私も欠席。行きたいなって気持ちは、全然わかなかった。」

長瀬 「エーッ、そうなの? 俺は来年が成人式だけど、行けるものなら絶対出席したいなあ。そうすれば、久しぶりに地元の友達にも会えるし。」

−ハタチになるのは嬉しいですか?-

長瀬 「俺はそういう気持ち、特にない。」

中谷 「私はティーンエイジャーのままでいたかった(笑)。っていうのは、私、19歳って年齢が好きだったのね。なんか大人でもない、子供でもないという 微妙な感じがいいなあって。」

菅野 「そっかあ。私は20歳になるのは別にイヤじやなかったんだけど。でも、ハタチになれば大人の仲間入りって言われてるのに、実態は大人の中のいちばん年下って立場だから、なんか損した気分っていうのはあるかも。今までは10代の中でいちばん大人だったのが、また最下位というか、振り出しに戻ったみたいで(笑)。」

中谷 「ま、実際、20歳のお誕生日が来たとたん、急に意識が大人になるわけじやないのも事実だけどね。」

長瀬 「そうそう。年とは関係ないもん。”20歳=大人にならなきや”なんて義務感を持たないほうが、自然に大人になっていけるはず。」

菅野 「その人が大人かどうかなんて、他人が判断することだしね。結局、どんな状況であれ、今の自分を精一杯生きていくしか道はないんじやないかな。」


「やりたいことを見つけて実行に移し、充実した毎日を送っているみなさん」や「”自分がやりたいこと”もないって人はどうしたらいいんでしょう?」という質問に対する3人の発言は、読者がおかれている状況によって受け取り方が違うでしょうね。
3人の悩みって、ゲームで言えば既に何面かクリアーした後の、いわば贅沢な悩みなんですよね。普通の人は1面クリアー出来ない状態とかゲームをするために順番待ちをしている人、ゲームをするお金さえない人がほとんどだったりしますから(この表現じゃ分かり難いね(笑))。インタビュアーの質問に出てくる「そういう人」「”自分がやりたいこと”もないって人」とは「1面もクリアー出来ない人たち」のことなんだと思います。結構重要な質問だっただけに3人に押し切られた格好で終わっちゃったのが残念。
(カゼ薬を飲んだせいか、いつにも増して文章が支離滅裂になってます。お許しください)


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