non-no(98.3.5)究極の憧れ時計はロレックスだった

 去年のはじめに、ぼんやりと「あぁ、今年 二十歳になるんだなあ。何か紀念になるよう なものが欲しいなしって思った時に、頭に浮 かんだのがロレックスの腕時計だったんです。  ー度は希望のタイプがなくて、ふと日が会った ヴィヴィアン・ウエストウッドの時計を 衝動買いし、「ロレックスに比べたら安くすん でよかった」なんて思ったくせに、やっばり どうしても欲しくなって、結局買っちやいま した(笑)。なぜロレックスなのかと問われる と、単純にデザインが好きなんですよ。王冠 のマークもかわいいし。意外に種類があって 驚いたんだけど、ほんとに見た目だけで決め ました。今でも親バ力みたいに「これがいち ばんかわいい」と思ってます。  黒いフェイスでレディースもあったけど、 私にはかしこまりすぎというか、服装がカチ ッとしてる人のほうが合いそうだったので、 あえてメンズを選びました。カジュアルなフ ァッションに無造作な感じでしてるのがカッ コイイかなと思って。たとえジャージを着て ても腕時計がちゃんとしてると、オシャレで それなりに見えごくるんですよね。  同じロレックスでも手巻きは「毎朝巻くな んてできない!」と思って自動巻きにしたん だけど、じつは自動巻きもちゃんと毎日つけ てないと止まっちゃうんですよ。仕事が立て 込んで生活に余裕がなくなってくると、つい 家に置いてきちゃったりするので、この時計 は私の心のパロメーターにもなってます。  取ったりつけたりが多いので、今までは、 ほんとによく時計をなくしてたんだけど、こ れだけ大きな買い物をしたら、さすがに気を つけるようになりましたね。だから最終的に は帳尻が合うかもしれない(笑)。もうほかの 腕時計に目移りすることもないと思います。


BACK