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PHP(98.8)何を言われても誠実に、堂々と生きていきたいですね



インタビューの受け答えは正直で、誠実で、自分の思いをきちんと伝えようと一生懸命言葉を尽くす。そんな菅野さんの素直な気持ちは、写真集を発売したときの話しに及んだときも変わらない。あのときは、様々な報道のされ方をし、傷つきもしただろうに「何を言われても堂々と」を通した。でも、そんな嘘のない素直な姿勢が多くの女性の教官を呼んだのだ。「器用に生きるよりも自分に正直に」−それが菅野さんの生き方だ。

−デビューして丸5年になりますが、この道を選ばれてよかったなあと実感するときは?

「実力以上の演技に導いて下さる監督さんや、すごく物知りな役者さんたちにお会いできること。こういう方々にこの先も出会えるのかなあと思う反面、私自身、もっと女優の仕事を頑張らなきやって強烈に思います。特に、こういった仕事をしていると自分の言葉が力を持つことを思い知らきれるというのかな、インタビュー記事のたった1行がある人の人生を左右することがないとは言えないでしょう。そう考えると、役者さんって単にお芝居だけではなく、様々なものを発信していける深い懐も必要なんだなあと思ったりします」

 −人間形成的にはすごく得るものが多かったようですが、いいことばかりではなかったでしよう。

「もちろん、落ち込むこともありました。ただ、時間が経ってしまうと、イヤなこともいいことも結局、同じになっていくんですね。だったらハイリスク、ハイリターンの人生のはうがいいかなって。ただ、女優の仕事をしていなかったら穏やかな生活を絶対に望んだとは思う。やっばり仕事と生活を並べてみたら生活のために仕事があるわけで、大事なのは仕事よりも生活だと私は思っているから。泣いて暮らすも一生、笑って暮らすも一生じやないですけど、長い人生の中で本当に意味のあることってそんなに何個もないだろうなあって思うんです。私のやっているドラマにしても、多分消耗品なんだろうけど、消耗品だからこそ一生懸命やるわけです。だって、こんなのくだらないってやってたら本当にツマンない仕事、人生になってしまうでしょ」

−そんな菅野さんは、ご自分を要領が悪い、不器用だと思う?

「ドラマの宣伝とか同じテーマで繰り返し話す機会があるものについては的確に答えられるんですが、慣れてない物事だとなかなか要領よくはできません。やっぱり普段要領のいい人というのは、それまで様々な経験をしてきてるから、イザというときにテキパキと対処ができるんじゃないかなあ。やはり場数を踏むことがトラブルが起きたときに慌てずにすむ最大の秘訣。それと、何でも器用にこなしてしまうという人は、物事をアップで見ずに、多分引いた目線で全体像を見ているんだ と思うんです。つまり、興味のあることや動いているものだけを追うのではなく、俯瞰で物事を捉えようとしているんですよね」

−今までの人生で転機と思われるのは何でしよう。

「まず、マネージャーさんとの出会い、そして写真集を出版したことが大きいと思います。特に写真集に関しては自分で一生懸命考えて作りましたし、いい内容だと思っています。ただ、私の中では撮影のはうに意味があったので発売した時点で、自分の中ではこの写真集は終決していたんです。ところが、私が思っていた以上にマスコミの話題になってしまった。本当に根拠のないようなことでも記事になるし、それを読んで信じる人も信じない人もいるわけです。そういう点では、マスメディアの威力と同時に怖さを知りましたから、すごくいい勉強にはなりましたし、本当にこれからどんな文芸作品に出ようと、どんな巨匠の監督に撮ってもらおうと、あれ以上世の中を動かすことはないだろうなって思う。ただ、家族を巻き込んでしまったことはずっと心にひっかかっていたんです。ところが、大変な思いをしているはずの母が”騒がれているうちが華。それでも応壊してくれる人がいるんだからこれからも頑張りなさい”と言ってくれたのね。この一言でどれだけ私は救われたかしれません。どんな中傷や根も葉もない噂もやがてふるいにかけられ、最後に残るものがその人の真実の姿に一番近いものになると思うから、どんな状況でも卑屈になったり、弱気になったりしてはいけないっていうのかな。”何を言われても堂々としていればいい”というのが一連の騒動から得た私の教訓です」


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